月: 2018年9月

「日本イコモスパートナーシップ」事業参加について

この度、日本イコモス国内委員会の文化振興、文化財保護の推進、国内の文化財の国際社会へのアピールに貢献していきたいという考えに賛同し、「日本イコモスパートナーシップ」事業の参加施設として錦帯橋を登録しました。
今後は、日本イコモス国内委員会からの助言や情報提供等の協力を、錦帯橋の保存・管理等に活かしていきます。

 

イコモス(ICOMOS)とは?
イコモス(国際記念物遺跡会議)とは、1965年に設立されたユネスコ傘下の国際非政府組織(NGO)で、加盟各国の文化遺産保存分野の第一線の専門家や専門団体によって構成される学術団体です。文化遺産保存の理論、方法論、科学技術の研究や応用を進め、ユネスコの世界遺産条約に関しては、諮問機関として、登録の調査、登録後のモニタリングの活動などを行っています。

日本イコモス国内委員会のホームページ

本協議会第3回会議、第19回錦帯橋世界文化遺産専門委員会を開催しました!

7月24日(火)山口県庁にて、本協議会の第3回会議を開催しました。会議では、錦帯橋の価値を国内外に発信するため、本年度は、昨年度に作成したホームページとリーフレットの英語版の作成などの取り組みをおこなっていき、世界遺産登録に向けて機運の醸成を図ることを決めました。

8月12日(日)岩国市役所にて、学術的な調査や世界遺産推進に関する検討をするために岩国市が設置している錦帯橋世界文化遺産専門委員会の第19回会議が開催されました。会議では、これまで作成してきた世界遺産登録推薦書(案)について審議され、その内容が概ね了承されました。今後は、この世界遺産登録推薦書(案)を元に、世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書を作成し、山口県と岩国市共同で本年秋ごろに文化庁へ提出することとしています。