令和３年７月１９日に山口県庁（山口市）で錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会の第６回会議を開催し、昨年度の事業報告及び決算報告と本年度の事業計画案及び予算案が承認されました。
特に本年度は、国において世界遺産の登録候補が記載される暫定一覧表の見直しが検討されている状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を取りつつ、錦帯橋の世界文化遺産登録に向けた活動について、地元のみならず国内の認知度向上に取組むとともに、錦帯橋の顕著な普遍的価値や真実性等について幅広く情報発信することに取組んでいきます。
７月13日（火）に岩国商工会議所青年部主催で、岩国市立装港小学校にて錦帯橋教室が行われました。
今回は、３年生及び６年生を対象に、錦帯橋課職員による出前授業が行われました。授業では、クイズも交えながら、錦帯橋の成り立ちや構造・技術、そして錦帯橋の魅力について講義が行われました。
児童からは「錦帯橋を架け替える際にはどれくらいの人手が必要となるのか」、「木材はどのように調達したのか」、「どのくらいの費用がかかるのか」などの、錦帯橋がどのように継承されてきたかという事に関する質問が出ました。
次回は、秋ごろには錦帯橋の５分の１模型を組み立てる予定となっています。授業後、児童からは「次回の模型組立が楽しみだ」との声がありました。
